海のお祭-Jūros šventėsとの出会いは遡ること13年前。初めてリトアニアを旅した時にヴィリニュスで知り合った人たちがお勧めの場所はニダという海際だというので、そこへ向かう途中でクライペダに立ち寄った時でした。お祭とはつゆ知らず、何やら屋台がたくさん並んでいて楽しそう!と思い、ニダの帰りにもう一度立ち寄りました。
その時に出会ったのがリトアニアの伝統的なミトンを編むスタニスラヴァさんでした。買付で行ったわけではないのに、あまりの手仕事の美しさに写真を撮らせてもらい、連絡先も聞いていたのです。このミトンとの出会いがリトアニアのクラフトをご紹介したい大きな動機になりました。あの時住所を聞いておいた自分を褒めたい気持ちです。おばあちゃんだと思っていたスタニスラヴァさん、こうして13年経って写真を見るとまだお若かったんだなと思います。
その後、リトアニアに仕入れに来た時、真っ先に連絡し、ヴィリニュスで再会しました。それ以来毎年仕入れさせてもらいましたが、残念なことに6年前に他界され、お孫さんから遺されたミトンを引き取らせてもらい、今も一部は販売しつつ、貴重な手仕事として然るべき形でアーカイブするべく保管しています。
大事な出会いのあった13年前の夏を想う、クライペダへのショートトリップでした。
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